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2009-05-02 01:11

好き嫌い




私は食べ物の好き嫌いは、ほとんど無い。
しいていえば、肉の脂身くらい。
それも、美味しいものなら食べられる。
豚足とかブルーチーズとか、クセのある食べ物も好きです。
むしろ大好きです。
小さい時から食べ付けていて、美味しいものだという事がわかっているから。




「人」ついても好き嫌いは、そんなにない方だと思う。
人についていろいろ観察したり、様々な事を感じても、
それで嫌いになるかは、私にとってはまた別の話。




でも、万人が嫌う性質・・・
明らかにおかしい奴だと感じ取る力には自信がある。
中でもやっかいなのは、「微妙にいいひと」。
職場などでも、本当に誰がみても嫌な奴というのは、周囲にも同意を求めやすい。
でも、近しい関係でしかわからない不快な奴というのは、とても扱いづらい。




まず、「この人は、本当に嫌なやつなんだろうか。
自分がわがままなのか、もしくは自分と合わないだけなのではないか?」
という検証からはじまる。



その検証がはっきりしないうちは、
相手の扱い方や付き合い方にとても迷いが出てしまう。




でも今までに、そんなシチュエーションをを何回も繰り返してみて、
結局自分の感性はさほど万人とずれていない事がわかってきた。




だから最近は、自分が嫌だと思った人に出会ってしまった時でも、
心に余裕を持てるようになった。





「なるべく人を嫌いにならないようにしていて、
かつ、万人と共有出来る感性を十分に持ち合わせている自分」が
嫌いだと思う人は、多くの人が嫌だと感じるような
「明らかに不快な奴」だという事に、自信を持っている。




そして、慎重な検証を重ねてきた過去の実績もあるので、
人と違ってしまった時の、「自分だけの感じ方」というものも
大切にしたいと思っている。





最近、すごく嫌いな人に出会った。
はじめから嫌いだった訳ではない。
私は初対面の相手には、「いい人」という前提で、
コミュニケーションをとるようにしているから。
でも、今思うと生理的に受け付けないというか、「いけすかない顔」だった。




一見、魅力的ともとれる話題を重ねられる度に、
なぜかどんどんつまらなくなるし、
まるで目に見えるように不快な気持ちになっていった。




性質及びライフスタイルは、多分、いや絶対、
表面(表情)にあらわれるものだと思う。





でも、もう会う事はないと思う。
その人は多分、誰よりも自分の事が大事な人だから、
少しそっけない態度をとっただけで、すっとひいていってくれた。




わかりやすいから、ある意味よかったのかも。
そして、そのわかりやすいリアクションがまた、気持ち悪かった。




でも、すっきりした。
もっといじめてやればよかった・・・というのは、もう一人の自分。
不快な奴というのは、人の良い面でなく嫌な面を引き出すのが得意なんだ。
仕事でもなければなおさら、無理して付き合う価値なし。
「ダメダメ、うっかり仕事で組んだりしたら、もっとやっかいだよ!」と、天の声。
そう、お金もらえたとしても会いたくないくらい、嫌い。


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