Ｎavy Poppy（ネイビーポピー）

金継ぎした小皿や金で柄をあしらった漆アイテムを、
最近、持ち帰ってきた。

スモウ柄小皿の金継ぎの仕上げ。


前回金をまいた部分を漆でなぞってコーティング。

①きじょうみ漆（国産で硬く仕上がる）とテレピンを混ぜて、うすい漆を作る。
②金の上を筆でなぞる。
③風呂で乾燥。

コーティングしない方が色味もきれいなのだけど、はがれにくくするために・・・
来週、鯛の歯で磨く予定。



時間が空いたときにやりたくて、ヒバの木の玉を持って行った。
木目を生かしたこけし風（頭だけ）のキーホルダーを作りたい。
まず、木地呂漆で摺り漆。
漆をよく吸いこみ過ぎな気がした。ムラになりがちだし。
たまたま手頃な木の玉があったから、ヒバのを持って行ったけど、
漆塗りには向かないのかしら？塗ったら香りも消えると思うし。



でも、ひとまずやってみる。

お運びCAT-ちゃしろう氏。










出来あがったようにみえてからの仕上げの作業もけっこうかかった。

つやだしとか、すり漆とか塗りを重ねたりとか。
その合間に必ず水砥ぎしたり。


でも出来てよかった。

漆は、朽ちてもまた修理しながらつかえるし、
さらに次はもっと上手に出来たらいいなとも思える。