なぜ、「沈黙」を悪とするのか?
そういう人は必ずと言っていいほど、
「調和」とか「明るさ」とかいうものを
大切にしているような事を言う。
でも、その調和を乱しているのが
自分のような人間である事には、なぜか気づいていない。
(おまけに、「なぜ沈黙が嫌なのか」答えられない。)
また、そのような人は、
たいていがおしゃべり(のようにみえる)で、
少しでも「間」が空こうものなら、
間髪入れずにしゃべりまくる。
正直、疲れる。
自分が自意識過剰なせいで、相手を疲れさせる人だ。
例えばしゃべりながら歩いている時に、
それがいつも歩きなれた街だったとしても、
街中や人々を観察してみたり、空を見上げてみたり、
というような事をしない人なのだ。
それも含めて、「会話」すればいいのに、
「話」、しかも自分が「話す」事だけに集中して、
間合いや相手の事など考えてはいない。
そんな人が、「空気」みたいなものを過剰に気にして、
「沈黙が嫌だ」とか言い出す(言わない人もいる)。
極めて、とんちんかんな。。。
なんでそうなっちゃったんだろう。
集団においても、
「沈黙の状態」をも受け入れられる人たちの方が、
情緒的に安定しており、調和を乱さないと思う。
「積極性」や「みかけだけの明るさ」が良いとは限らない。
それだけしか持ち合わせていない人間は、
逆に問題だと思う。
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